こんにちは、ユージンです。
今回はFXで有名な 「 ブレイクアウト手法 」についての記事になります。
FX初心者の方も中級者の方も参考になるのではないかと思います。是非最後まで見てみてください。
ブレイクアウト手法とは?
ブレイクアウトとは、ある一定の意識されている節目のラインを大きくブレイクして、相場に大きなパワーが生まれることです。そもそも意識されやすい節目のラインは売買の注文がたまりやすく、ここで損切りと新規の約定が入ってきて、それで大きく伸びるのです。そのブレイクした瞬間に飛び乗りしてエントリーしていくことをブレイクアウト手法と言います。

ただ、近年では色々な情報誌やブログ、雑誌などでもブレイクアウト手法はダマしも多く、絶対にエントリーしてはいけないチャートパターンなどでも紹介されるぐらい、勝率の低い手法としての扱いを受けております。
確かに、いざ飛び乗りしたらダマしになって逆行して損切り(でも損切りすると狙ってた方向にいったりしますよね。) あとは、ここは意識されているラインだから、必ず反発するはず。損切りしないで待っておこう!って放置しておくと、すごい勢いでラインブレイク。とんでもない含み損に( ̄^ ̄)ゞ なんて痛い経験もよくあると思います。
しかし、これはブレイクしやすい相場とそうでない相場の見極めがしっかりできていないからです。ここの見極めが上手くなれば、ブレイクアウト手法は大きな武器となります。(本来 順張り手法ですしね。)
下記にて紹介しておりますので、是非ご参考にしてみてください。
あっもちろん全ての相場で100%や絶対などと言うことはありえませんので、その点はご理解くださいませ。
・ブレイクアウトしやすい相場の見極めが上手くなる。
・ブレイクアウト手法のメリット、デメリットが理解できる。
・検証を続ければ、ブレイクアウト手法を有効的にトレードに組み込むことができる。
① 環境認識でトレンド方向を見極める。
まずは、やはり環境認識をしてトレンド方向に入った方がブレイクしてくる確率は高くなります。
トレンドが今どちらに向いているのかを見て、トレンド方向と同じ方向に入った方が伸びやすいのは当たり前ですね。
下記の記事にて、「 上位足の環境認識 」 と 「 トレンド判断 」をするための記事を記載しております。
特にトレンド判断の方はかなりシンプルではありながら、とても有効な方法です。
詳細は下記よりご覧くださいませ。
② 大中小の波を意識すること!
FXのチャートは、一辺倒に上がっていく、下がっていくってことはほとんどありません。(あるときはよほどのショックが起きている異常事態です。)
必ず波を形成してトレンドが作られていくのです。エリオット波動で説明すると、第3波、第5波のような推進波、そして第2波、第4波のような調整波があるんです。
これは時間軸でも変わってきます。
例えば、下記図のように日足で上昇トレンドの押し目を作っているとき、1H足で見るとまあまあの下降トレンドを作っていたりするんです。

そして、私はチャート上の 波を 大、中、小の3つの波に分けて考えております。
この波がつながりあって、チャート上の値動きが形成されます。一見は不規則に見える歪な形をしたチャートもしっかりと大中小の流れで視覚化することができます。(細かく見るとさらに小さな波がありますが、あまり細かく分けていくとキリがないので割愛してます。)
そして、ここが超大事なんですが、この3波の波動が3波とも同じ方向に向いた時に力強い相場が始まる!ってことが多いんです。ちょうど下記図のようなイメージですね^^

小の波は力が弱いのって何と無く分かりますよね?中の波もまだ微妙です。しかし大の波が動くのであれば、かなり力強い相場がくるようなイメージが湧きませんか?
要は、そーゆうことです。
ただ、この大中小の波を理解するにはそれなりの練習が必要ですし、環境認識で上位足、必要であれば下位足の流れも認識しないといけません。
あれこれ考えるのが面倒だなと思われる方は、レンジ相場を意識してみてください。
というのも、レンジ相場はトレンド相場や大きな波がで切るのに必要な充電期間なんです。
そして、結果的に大中小の波に分けていけば、レンジ相場になっている!ってことも多いからです。
なので、トレンド方向を意識してその中でレンジを見つけてトレードしてみてください。
レンジ相場の記事を下記で記載してますので、良ければチェックしてみてください^^
③ ブレイクアウトを狙う時間軸について
ブレイクアウトを狙う時間軸なんですが、基本的には週足や日足の上位足で意識されているラインがオススメです。
上位足であるほどブレイクした時の時間軸が長いからです。
なので、ブレイクした方向にデイトレやスキャルを行える期間がそれだけ長くなるってことです。もちろんスイングであれば長くホールドできる期間も長くなります。
しかし、ローソクの足のできる規則性は、基本どのローソク足でも同じなんです。下位足だからダマシやノイズが少ないとかないです。上位足でもダマシやノイズはちゃんとあります。
なので、しっかりと自分の狙っている時間軸で環境認識して、上記で説明した大中小の波の見極め、もしくはレンジ相場の理解があれば、下位足(30分足や15分足、5分足など)でもブレイクアウト手法は有効です。
注意点
ただし、注意しないといけないのが、下位足になればなるほど時間軸が短く、トレンド転換も目まぐるしく変わっていきます。なので一言でいうと忙しいです。チャートを注意深く監視できる方出ないと中々難しいかもしれません。また伸ばせる利益も上位足に比べて少なくなりますので、しっかりコツコツ積み重ねていける人でないと難しいかもしれません。
④ 手法のメリット、デメリット
メリット
まず、メリットですが、ブレイクして入り、うまく値が伸びれば、かなりの爆益トレードが狙えます。なので大きく取れた時は、やはり気持ちいいですし、良い意味でトレードに自信がつきます。
またすぐ値が伸びるため、うまくエントリーできれば、含み損を経験するタイミングがほとんどないため精神的にもとても楽チンです。
デメリット
デメリットは、やはり それなりにダマシも多い!ってことですね。なので、上記の波の見極めやレンジの見極めがしっかりできずないといけません。
そして、焦ってダマシの相場に合えば、損切り幅が多少大きくなってしまう!ってことです。
しかし、これは上位足から下位足に時間を落としてトレードをすれば、押し戻しである高安値がありますので、そこでしっかり損切りすれば良い話です。損切りに関しての記事は下記を参考にしてみてください。
また損切り幅を浅くするには、ブレイクアウト手法というより、ブレイクした後の押し戻しをしっかり待って、高安値が形成されてから伸びていく方向性に入れば良いですよね。巷でよく言われるサポレジ転換っていうのも期待できますしね。

最後に
実際のラインブレイクは水平線だけでなく、トレンドラインや三角保ち合いでも手法として確立されてますよね。ただ上記の説明した部分が理解できれば、水平線だから、トレンドラインだから、三角保ち合いだから。などは関係ありません。是非意識してトレードされてみてください^^
最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。
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最後まで本記事を読んでくださり、ありがとうございました。
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今後とも本ブログを宜しくお願いします。
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