こんにちは、ユージンです。
今回はチャートパターンを機能させやすくする秘訣についてお話ししていきます。代表として、逆三尊や三尊、ダブルボトム、ダブルトップなどを例に紹介していきます。
後半の方は特に重要なお話をしていますので、トレードで悩まれている方は 必ず最後まで見てくださいね^^
FXでいう、三尊、逆三尊、ダブルトップ、ダブルボトムといったチャートパターンは有名ですよね?
しかし、機能したり、しなかったりすることも多いですよね?ダマシになったと思ったら、そのあと急上昇したとか。。。
FX初心者の方は特にですが、これらを形だけで捉えようとしがちです。全てのチャートパターンに共通することですが、まず形だけで捉えようとしないでください。形だけで捉えるとダマシに合いやすいです。
形も重要ですが、それ以上にFXでは波のサイズを認識することが大切なんです。
・無駄なエントリーが減り、優位性のあるポイントまで待つことができるようになる。
・チャートパターンを形だけで捉えずに、波で認識して捉えることができるようになる。

では、早速ですが、下記ポンドドルの日足チャートをご覧ください。
突然ですが、このチャート図を見てその後、どうなるか値動きを予想してみてください。あくまで下のチャート図の状態を見ただけでです。皆さんならロングしますか?それともショートしますか?もしくは見送りますか?(下にスクロールしないようにして見てくださいね笑)

上記チャート図では、ある程度 下げた感もあり、かつ、小さいながらも逆三尊、見方にもよってはダブルボトムのチャートパターンを形成してますよね?
FX初心者の方は特にですが、ここでロングをされるトレーダーさんは多いと思います。私も時間軸を落として取れるポイントがあれば入るかもしれませんが、この日足の状態で長期的なポジションは持たないと思いますね。
では、実際にその後、どうなったか?というと。。。。
下記チャートのように下がりました。

こーゆう流れは本当にリアル相場でもよくあります。
あっ逆三尊だー!ダブルボトムだー!間違いなく上だね!!なんてチャートパターンだけに頼った思考になってはいると損切りできなかったりもするんで危険なんでやめてくださいね。
損切りで悩まれている方は下記の記事を見てみてください。きっと現状が変わると思います^^
では、その後、上記チャートのように下落してきたあと、下記のようなチャート図になりました。先ほどの逆三尊を赤枠①とした時、次は赤枠②のような状態になったとします。赤線のようにダブルボトムを作っているように見えますよね?この状態で皆さんならどうされますか??下にスクロールする前に少し考えてみてください。

はい、では答えですが、下記のように上昇しました!!なので、ここではロングをしていれば日足で3本分ぐらいの上昇が取れていたことになります。

では、最初の赤枠①と後半の赤枠②では、同じようにチャートパターンを作っているにも関わらず、何が違うのでしょうか??それを下記で説明していきますね。重要なので最後までしっかり読んみてください^^
① 直近の高安値を意識することが大切
上記で説明したチャート図の赤枠①と②に下記のような青色ラインを引いてみました。
これで①と②の違いは分かりますよね??

①は青のラインを超えていない中で作ったチャートパターンです。一方で②の方は青のラインを超えた上で作ったチャートパターンになります。ちなみに青のラインは、赤丸の意識されている直近高値のラインです。
要は、チャートパターンは形だけで判断するのではなく、直近の高安値をしっかり更新した上で作ったチャートパターンであるかどうか! といったポイントがめちゃくちゃ大切になってきます。
結構、最初の頃って形だけにとらわれて、ましてや日足などの上位足でできたから!といった理由で、勝手に優位性があると自分の中で解釈していたことって多くありませんでしたか??(私は少なしありました。。)
確かに上位足というのは、時間軸も長いため、一度トレンドが出ると継続していくことが多いです。しかし、ローソク足の規則性はどの時間足でも全く同じなんです。
上位足だろうと、下位足だろうといかに高安値を更新しているか(=つまりダウ理論として目線は上か下か?)といった判断が大切になってきます。
つまりですよ?
そのどの時間軸でもその規則性が同じ!!ということであれば、今説明した内容を自分の取引されている時間軸に当てはめてみれば良いだけです。スキャルピングなら1分足や5分足で、デイトレードなら1時間足で、スイングなら日足で!といった具合に高安値を更新した上でのチャートパターンか?っていうのが大切なんです。あとは時間軸によって狙える値幅は異なりますので、それは上手く利確の判断をする必要がありますので注意してくださいね。
上記を理解して、他のチャートで検証されてみてください。おそらくチャートの見方は少し変わってくると思います( ・∇・)
また、下記で高安値の説明をしておりますので、良ければこちらもチェックしてみてください^^
っと、ここまではあくまでその時間足での短期的な値動きの話です。続いて、重要なことを見ていきます。
② 高安値をヒントに大きな波で相場を捉えること
では、引き続き下記のチャートを見てみてください。これは、見出し①で説明したチャートの続きです。赤の四角枠①と②の違いは高値を更新しているか!ってのを先ほど説明したましたよね。ここでは、その後に注目していきます。

赤枠②のダブルボトムからの上昇を作ったあと、大きく下落してますよね。そして、そのあとはレンジを組んでいます。その下落の起点となったのが、赤枠②のダブルボトムからの上昇で作った高値です。今度はここが直近で最も意識される高値に変わっているのです。
こうしてみると、赤枠①も②も値動きのほんの一瞬に過ぎない、単発的な値動きであることがわかると思います。上記チャートではあくまで青の水平ラインを下にブレイクして以降、下降トレンドなわけです。結果的に赤枠②の上昇で作った高値でサポレジ転換として反発しています。
ローソク足1本1本で見ることも大切ですが、相場は波で見てあげることが最も大切です。
そして、その後も見てみましょう。
上記チャートに波引きをした上で、その後どうなったかが、下記チャートになります。

大きく上昇しているのがわかります。そして、その上昇が続くきっかけになったのが、赤丸の最も意識される高値をブレイクして以降です。このように高安値にも重要な高安値とそうでない高安値があります。直近で最も意識されている高安値をブレイクすることは、結果的に相場を上記のように黒波と赤波で分けて考えることにもつながります。
最も意識されている高安値を探すこと!そして、相場は黒波のような小さな波ではなく、赤波のように大きな波で考えてあげること!
これをしっかりと覚えておいてください^^
③ チャートパターンも波で捉えること
相場は小さな値動きで見るのではなく、大きな波を見てあげることが大切!だと理解できましたね。
そして、これをチャートパターンにも応用してあげるのです。
下記チャート図は、見だし②の最後の画像をもう少し詳しくしたものです。

大きな赤波が直近で最も意識されている高値をブレイクして以降、ダブルボトムを作っているのがわかると思います。
見だし①では高安値をブレイクしたチャートパターンが強い。(ただしその時間足の中での短期的な値動きに限る。)見だし②では最も意識されている高安値を探すこと。そして、それが相場を大きな波で見ることに繋がる。そして、今回の見だし③では、チャートパターンも大きな波で見てあげること!ってことがとても大切だということを説明しました。
これは最終的に、その時間足で見た中で長く玉をホールドできることにも繋がってきます。
見だし①で全ての時間足の規則性は同じ!と説明しましたが、これをみなさんが取引されいているスタイルに組み込んでみてください。これだけで、成績も結構変わってくると思いますし、結果的に勝てるポイントまで待つこと!につながります。
下記は以前ツイートした内容です。

何かご質問等あればコメント欄や問い合わせからご連絡ください。
またツイッターでのDMでも結構です。
最後まで本記事を読んでくださり、ありがとうございました。
初心者様向けに役立つ記事を他にも記載してますので、その他の記事も是非チェックしてみてくださいね^^
ツイッターもやっておりますので、良かったらフォローしてください^^
今後とも本ブログを宜しくお願いします。
コメント