金(ゴールド)はなぜ、ドルと円 建て表記で分かれている?

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2020年に入ってから金投資が一段と注目され始めました。



各国の中央銀行はすでに大量の金を保有していますが、機関投資家もゴールドの持つ「分散効果」に目を付けて、ゴールドへの資産配分を増やしています。




今後、数十年の間に大きな不況やインフレが起こる可能性が懸念されており、10年後、20年後に通貨の価値が今と同じとは限りません。


通貨価値が下がれば、安全資産として金は買われやすくなり、専門家の間でも金価格は今後も2倍、3倍となる見立てもあるぐらいです。2020年に入ってから、FRBによるドルの無制限緩和の影響もあり、米ドルの価値が急激に落ち込み始めたこともあり、2020年8月現在、金の価格はグングン上昇しており、$2,000を突破しました。



各メディアでも金の投資を始めようと記事が取り上げられていますが、これから金投資を考えている人も多いはず。




2020年8月6日現在の金の価格は



$2,062.47/トロイオンス


¥6,922.49/グラム      






となっております。





金を取引したことない方が最初に思う疑問が、金はなぜドル表記と円表記で分かれている??ってことだと思います。今回は、その内容について、簡単に説明していきます。是非、最後までご覧くださいませ。






分からない人
分からない人

今の金ブームに乗って、金を取引するぞーー。

でもあれ???金ってそもそもなぜドルと円表記に分かれているんだろうか??ドル表記にドル円の為替レート掛けても円表記にならないし、なんでだ?





① 金の取引市場について





まず、金市場について説明をしていきます。金市場は、現物取引をする市場先物取引(将来の値段を現時点で決めておいて、その決めた未来日に品物のやり取りをおこなう取引)の市場があります。

(ここでは説明のため、投資信託や金ETF,金スポット(CFD取引)に関しては省略いたします。)




現在、金取引に関しては、ロンドン、ニューヨーク、そして東京市場(2020年7月より東京商品取引所(TOCOM)から大阪取引所に商品移管。以下 大阪市場と表記します。)が世界の3大市場となっています。



中でもロンドン市場は長い歴史もあり、現物取引が多く行われている大きな市場です。先物取引は、ニューヨーク商品取引所(COMEX(コメックス))で多くの取引が行われています。




今までは、ロンドン市場で決まった金相場が世界的に影響を及ぼしていましたが、近年では、ニューヨーク市場の先物取引市場の規模が大きくなり、ニューヨーク市場が金相場全体のリードを取っているとも言われています。





② 金の単位はトロイオンスとグラム





次に金の単位についてです。金の単位は、トロイオンスとグラムの2種類があります。



日本ではトロイオンスはあまり聞きなれないですよね。しかし、国際市場では、トロイオンスが単位として使われています。そして、ドル建てのチャートではトロイオンスが使われます。反対に、日本の大阪取引所では、グラム単位の円建てで表記されます。




※トロイオンスのトロイとは、フランのシャンパーニュ地方のトロワという地域の名称を由来としているようです。




つまり、日本では円建て/グラム表記されるのが基本でも、国際市場ではドル建て/トロイオンス表記が主流なんですね。




なので、円表記とドル表記の2種類があるのは、円表記は、大阪取引所や貴金属メーカー販売店、つまり日本国内での表記価格、ドル表記は国際市場での表記価格となっているためです。





これで、なぜ2種類の表記があるかの謎は解けましたね^^




続いて、円建ての価格がどのように計算されるか見ていきます。









③ 日本の金価格はどのよう計算される?





例えば、金の価格が $2,000/トロイオンス、ドル円のレートが105.00円とします。 



1グラムをトロイオンスに直すと、31.1035になります。



上記のドル建てを円建てにするには、単位を合わせてやる必要があります。



計算式は下記の通りです。


2,000ドル(海外相場)× 105.00円(為替レート)
              ———————————— = 6,751.65円
                                        31.1035



いかがでしょうか?これで金のドル表記と円表記の謎が解けたと思います^^



ちなみに、上記の価格は現地渡し価格となるため、実際に日本の貴金属メーカーなどの小売価格は、上記の価格に運賃・保険料および販売店の手数料等が上乗せされます。







④ まとめ




金価格の単位にはトロイオンスとグラムがあり、ドルはトロイオンスで表記され、円はグラムで表記されることが多い。国際的な基準はドル/トロイオンスであり、ニューヨークやロンドン市場で多く取引されている。

1グラムあたり約31.1035トロイオンスであり、円建て表記は、ドル表記 X ドル円レート ÷ 31.1035で計算できるが、現地渡し価格であるため、実際の小売店での価格は手数料などが上乗せされている。








最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。



次回は実際に金投資をする上での投資まとめの記事を書いていこうと思います。




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最後まで本記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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